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症例39

年齢 60歳代
現病歴 腰痛にて来院し、血液検査にて貧血を指摘される.
精査のため骨髄検査が施行された.
血液学所見 WBC(/μl) 2,830 RBC(万/μl) 263
Hb(g/dl) 9.4 Ht(%) 24.5
PLT(万/μl) 15.9 MCV(fl) 93.1
MCH(pg) 35.7 MCHC(%) 38.3
血液像(%) St-Seg 23 , Ly 74, Mo 3
骨髄所見 NCC(万/μl) 19.4 Mgk(/μl) 45.0
Abnormal ly 52%  
生化学所見 LDH 216 IU/l, Ca 8.9 mg/dl, TP 10.9 g/dl

 
[骨髄×400.MG染色
好塩基性の細胞質に核偏在があり、なかには多核のものがみられる.
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[骨髄×1000.MG染色
大型で多核のものがみられる.
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[骨髄×1000.MG染色
好塩基性の細胞質は核偏在性で核の周辺が明るくみられる.
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[骨髄×1000.MG染色
大型のものは核形不整もみられる.
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[骨髄×1000.PAS染色(左)、ACP染色
核偏在を呈する細胞はPAS染色に陰性で、ACP染色に陽性である.
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下記の中から答えをお選びください。
1 ヘアリー細胞白血病(HCL)
2 前リンパ球性白血病(PLL)
3 急性リンパ性白血病(ALL)
4 形質細胞骨髄腫(PCM)
5 慢性リンパ性白血病(CLL)

解説&臨床診断



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