2020年03月02日
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診断用 遺伝子検査試薬開発のお知らせ
- プレスリリース
ベックマン・コールター株式会社(本社東京都 代表取締役 ダイアグノスティックス事業担当:ヤング・サイキョン)にて販売取扱いしております自動遺伝子解析装置「GeneXpert®システム」の製造元であるCepheid社は、今般の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の迅速診断用遺伝子検査試薬の開発を、2月10日に正式に発表いたしました。
http://cepheid.mediaroom.com/2020-02-10-Cepheid-Announces-Development-of-Test-for-New-Coronavirus-Strain-2019-nCoV
Cepheid社は、すでに海外にてインフルエンザとRSウイルスの遺伝子を30分で迅速に検出することを可能とするXpertR Xpress Flu/RSVを販売しており、今回も本技術を応用して新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の複数の遺伝子領域をターゲットとする検査試薬を開発しております。
Cepheid社は、これまでもWHOと協力して迅速にエボラウイルスや2009年のH1N1インフルエンザの遺伝子検査試薬を開発した経験があり、今回も世界中に導入されている23,000台のGeneXpert®システムで検査が行えるよう早急に開発を進めるとしております。
なお、本検査試薬の日本国内での販売時期および価格については未定です。
ベックマン・コールターについて
ベックマン・コールター(Beckman Coulter, Inc.)は米国に本社を置き、ライフサイエンス分野、臨床検査分野という2つの分野の事業構成で、バイオメディカル関連製品の開発・製造・販売・技術サービスを、日本(ベックマン・コールター株式会社)を含め130カ国以上で展開しているグローバル企業です。25万台を超えるベックマン・コールター製品が世界中の研究機関・医療機関で利用されており、科学技術発展及び患者さまの健康増進に貢献しています。
【本件に関するお問合せ先】
○報道関係の方: ベックマン・コールター株式会社 コーポレートコミュニケーションズ 石井 康子
Email:yishii@beckman.com