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「ネットで形態」 血液形態自習塾 第3部
 造血器腫瘍の診断〜ソフトに解析する戦略〜

3)分化型急性骨髄性白血病(M2)

骨髄芽球から前骨髄球への分化がみられる。

  • 【所見】
  • 骨髄の芽球は20%以上(M2の基準は30%<90%)
  • TypeT/U芽球(顆粒無し/顆粒有り)
    (アウエル小体あり)
  • 分化傾向が強い
  • PO染色は強陽性、クロロアセテート陽性
  • 頻度:成人20-25% 、小児20%

  • 【ポイント】
  • 骨髄で芽球が20%以上を占め、顆粒球系が優位で単球系は20%以下とされる。境界病型にはM4がある。

骨髄芽球から好中球への分化がみられる。

PO染色で芽球から好中球にかけて強陽性である。EST染色で好中球は陽性である。



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