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「ネットで形態」 血液形態自習塾 第3部
 造血器腫瘍の診断〜ソフトに解析する戦略〜

2)未分化型急性骨髄性白血病(M1)

TypeT/U芽球が90%以上を占める。

  • 【所見】
  • 骨髄の芽球は20%以上(M1の基準は90%以上)
  • TypeT/U芽球(顆粒無し/顆粒有り)
  • PO陽性芽球は3%以上
  • 表現型:CD13,CD33,CD117,HLA-DR(+)
  • 頻度:成人20-25% 、小児16%

  • 【ポイント】
  • 骨髄でTypeT/U芽球が90%以上占め、PO陽性芽球が3%以上より診断される。
  • 表現型はCD13、CD33などが陽性である。

アウエル小体(12時方向)、アズール顆粒はあっても構わない。

芽球はPO染色に3%以上が陽性である。



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