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「ネットで形態」 血液形態自習塾 第3部
 造血器腫瘍の診断〜ソフトに解析する戦略〜

1)最未分化型急性骨髄性白血病(M0)

TypT芽球が優位である。

  • 【所見】
  • 骨髄の芽球は20%以上
  • TypeT芽球(アズール顆粒,アウエル小体なし)が優位
  • 光顕PO(−),SBB(−)
  • 電顕PO(+)顆粒を認める(矢印)。
  • 表現型:CD13,33,抗MPO,HLA-DR(+)
  • 頻度:成人3% , 小児1%

  • 【ポイント】
  • 芽球はPOに陰性であるが、CD13,CD33または抗MPOが陽性よりAMLに診断される.電顕は結果に時間を要するため、本型の診断には表現型が先行される。

芽球はPO染色に陰性である.陽性は好酸球である。

芽球は電顕PO(E-MPO)にて陽性顆粒(矢印)を認める。



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