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「ネットで形態」 血液形態自習塾 第2部
 末梢血・骨髄像の見方&考え方

赤血球形態異常の判定基準と報告については日臨技の勧告法を参考にしましょう!

赤血球形態異常の判定基準と報告法
関連項目 基準となるもの 記載報告
連銭形成 認めれば (+)
赤血球凝集 認めれば (+)
大小不同 大・小赤血球の混在率30%以上 (+)
不同色素性 低色素性赤血球の混在率30%以上 (+)
多染色性赤血球 2%以上認めれば (+)
一連の奇形赤血球 3%以上、球状・破砕(0.6%)*・涙滴は1%以上 (+)
封入体 白血球分類実施中1個でも認めれば (+)

*厚生省造血特定疾患特発性造血障害研究班.1990
日臨技:血液形態検査に関する勧告法.1996を一部改変


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