前 略
今年も佐賀の有田(ありた)町で第112回「有田陶器市」(有田商工会議所主催)が開催されました。毎年ゴールデンウイーク(4/29~5/5)の期間に佐賀県西松浦郡有田町で開催される陶磁器販売イベントです。事の始まりは1896年だそうですが、地元の陶磁器店が在庫品や等外品の“蔵ざらえ販売”を始めたのは1915年にさかのぼるようです。
JR有田駅から約4キロにかけ窯元や商社、小売店など約600店が軒先を並べ、掘り出しものやお気に入りの逸品を求める“焼き物ファン”が毎年80万人以上詰めかけます。
周りにはグルメやイベントも盛りだくさんで陶器市をさらに盛り上げてくれます。
来年で創業400年を迎える有田焼の伝統の技が息づく多彩な焼き物が器選びの楽しさを満喫させてくれます。近隣の波佐見焼、伊万里焼陶器市なども同時に開催されます。
帽子に軍手、スニーカー、リュックやカートがいわば“陶器市スタイル”であふれ、至るところでお店の人と値段交渉をする姿がみられます。
陶器のお値段は100円を切る手軽なものから何百万もする豪華なものまで様々です。
私もここ10年ほど、この時期の1日は知人らとよく出かけ、行きつけのお店の方とお会いするのが楽しみでもあります。お店は有田駅から上有田駅周辺まで全長約4キロもの道の両脇に並ぶため、1回で全部を回ることは困難で、毎年半分ずつをゆっくり回ります。当初は、コーヒーカップやお皿などに目が向いておりましたが、最近では陶器の花瓶にも興味の幅が広がってきたようです。今年は参加人数も増え10名ほどで1年振りの有田陶器市を満喫しました。
ここ数年はお隣の「波佐見焼」にも顔を出すようにしております。
皆さんも是非お越しになられては如何ですか!
草々
形態マガジン号キャプテン 阿南 建一
私、本データベースの形態塾「マンスリーマガジン」を担当させて頂いております阿南建一(あなみけんいち)と申します。どうぞよろしくお願いします。
さて、新任の皆様! 職場には少し慣れましたでしょうか。
緊張した気持ちのなか悪戦苦闘していらっしゃるお姿が目に浮かびます。
戸惑いには先輩のアドバイスに耳を傾け、勇気をもってあせらずに1個づつ片付けて行けば先は見えてくるはずです。まずは、研修期間とされる3ヶ月間を無難に乗り越え、臨床検査技師の誇りをもって医療スタッフとしてご活躍下さい。
本データベースは、ベックマン・コールター社さまのお力添えにより、毎月、細胞の同定や形態診断の手助けになるような取り組みを目指しております。
皆様におかれましてはお気軽に閲覧下さり、感想やご意見を何なりとお申しつけ下されば幸いです。
今回は末梢血および骨髄像における細胞同定を提示しましたので是非ご参加下さい。
末梢血の細胞同定をリストより選択して下さい。
PB-MG×1000
PB-MG×1000
PB-MG×1000
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骨髄の細胞同定をリストより選択して下さい。
BM-MG×1000
BM-MG×1000
BM-MG×1000
BM-MG×1000
問題 1
(正解と解説)
末梢血液像の細胞同定です。目視法の塗抹はウエッジ法に伴う強制乾燥が行なわれるため、細胞は自然乾燥のものより大きくなることを念頭に細胞同定を行います。まずは各細胞の大きさから、核ならびに細胞質の所見へと観察の目を広げていきます。
【正解】
(CASE A) 1-③.分葉核球、2-②.桿状核球
(CASE B) 1-③.分葉核球、2-⑦.単球 (CASE C) 1-④.好酸球、2-⑦.単球
(CASE D) 1-⑥.リンパ球、2-⑦.単球
【解説】
問題 2
(正解と解説)
骨髄像の細胞同定です。骨髄には約30個の細胞がみられますので目移りしながらも鑑別を要する細胞には目を配り慎重に同定しましょう。また、人工的に検体を処理しますので、塗抹や乾燥状態も加味しながら、赤血球との重なりには注意を払うことになります。
【正解】
(CASE A) 1-①.骨髄芽球、2-⑩.赤芽球(多染性)、3-⑥.好酸球
(CASE B) 1-⑧.リンパ球、2-①.骨髄芽球
(CASE C) 1-⑦.好塩基球、2-②.前骨髄球、3-⑧.リンパ球
(CASE D) 1-⑨.幼若単球(前単球)、2-②.前骨髄球、3-⑧.リンパ球、4-④.後骨髄球
【解説】
これから先のページでは、医療関係者の方々を対象に医療機器・体外診断薬等の製品に関する情報を提供しております。当社製品を適正に使用していただくことを目的としており、一部の情報では専門的な用語を使用しております。
一般の方への情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。
医療関係者の方は、次のページへお進みください。
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