2024年11月8~10日に開催された第37回「山香(やまが)ふるさとまつり」(大分県杵築市山香町)に初参加してきました。このイベントには、杵築(きつき)市山香町総合文化祭(第61回)が共催していて、文化祭には10年前から美人画(水彩)を展示していることから帰省をかねての初参加となりました。実家であるわが町も例外なく過疎化は進み人口は1万人を切っておりますが、年に1回のふるさと祭りに近郊からも参加されて杵築市役所山香庁舎“ふれあい広場” は賑わいをみせてました。
文化祭は山香庁舎の1階、2階、3階で開催され、一般では絵画、書道、木彫、陶芸、パッチワーク、俳句、生け花など124名、158点の傑作品が展示されていました。また、こども園や小・中学校からも多数展示されていて町ぐるみの取り組みが垣間見えました。
私は姉二人と男三兄弟であり、男三人は絵画を嗜んでおりますが、今回も長男は「南画」2点、次男「油絵」2点、三男の私は「美人画」3点を展示しました。展示会では、世話人の方や恩師の奥様にもゆっくりお話ができて学生時代を思い出すとともに想い出作りの文化祭となりました。
芸能発表会では、民踊、詩吟、大正琴、謡曲、日舞、コーラスなども楽しめました。グラウンドでは “ふれあい広場” として、出店や神楽、小唄、カラオケ、盆踊りなどの演技が繰り広げられ、子供たちのはしゃぐ声が響きわたり、自然豊かな地に心が癒される一瞬でした。
コロナ禍の影響もあり帰省するのは7年振りでしたが、これを機に来年の文化祭も展示する予定ですので墓参りも兼ね、幼少の想い出を思いしたいと思います。
開催初日午前中の“ふれあい広場”、午後から賑わいをみせていました。
(撮影:阿南.2024.11.8)
文化祭の入り口
私の作品です。「冬椿」「花吹雪」「庭紅葉」の3点を出展しました。
余談ですが、例年より遅く色づいた我が家の紅葉です。(糸島. 11月29日)
2024年11月号の問題. 下記のご質問をいただきましたがどのようにお答えしますか。
【Q】 | ローテーションで今年から血液室に配属されました。先日、末梢血に赤芽球が出現していて、リンパ球と間違って観察しておりました。リンパ球と赤芽球の鑑別法を教えて下さいますか。 |
【助言1】 |
リンパ球と赤芽球は別の系統であることから形態にも異なる点がみられます。骨髄のMG染色(下図)を参考に鑑別してみます。A.C.は多染性赤芽球で、B.Dはリンパ球です。 |
【助言2】 |
多染性赤芽球にヘム合成障害による細胞質の狭小化(E)が起こると、リンパ球(矢印)との鑑別が困難なことがありますが、クロマチンの所見の違いがポイントになります。 |
2024年11月号の問題. 下記のご質問をいただきましたがどのようにお答えしますか。
【Q1】 | MCVが60~70ほどで小球性の患者さんの血液像について。 RBCの大小不同、菲薄、楕円、標的など認められず、小型のRBCばかりの時は、どのような病態が考えられるのでしょうか。また追加検査など教えて頂きたいです。 |
形態マガジン号キャプテン 阿南 建一
「細胞同定」については、骨髄像の同定に挑戦します。紛らわしい細胞を提示しましたので試みてください。
「ワンポイントアドバイス」は、多染性赤芽球とリンパ球(小型)との鑑別について解説します。
問題1
BM-MG.1000
BM-MG.1000
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