前 略
10月に入り、あちらこちらの校庭から学童の声が響き渡り、運動会のシーズンが訪れました。私たちの頃は秋期の開催が定番でしたが、最近では春期に開催するところも多くなってきています。いずれにしましても子供たちが校庭を駆け巡るシーンはとても癒されます。
運動会の想い出で私には忘れることができない記憶があります。それは私が中学生の秋期大運動会において生徒を代表して閉会の辞を述べたことです。父に作文してもらいましたが、今でもその内容が脳裏から離れません。私の父は地方公務員で真面目な性格で、それが災いしたのか、決して子供が使う言葉ではない作文でしたが一生懸命覚えたことをこの時期になるといつも想い出されます。
(生徒代表 阿南建一君のお礼の言葉)
「本日は非常によい天候に恵まれ、父兄の方々には早朝より私どもの演技をご覧下さり誠にありがとうございました。また、選手諸君は日頃鍛えた演技を十二分に発揮されここに秋期大運動会が無事終了しましたことに厚くお礼申し上げます!」
今回から広義の意味で骨髄系細胞を中心に提示したいと思いますので、形態学スキスキグループのみなさまのご参加をお待ちしております!
草々
形態マガジン号キャプテン 阿南 建一
今回は顆粒球と単球を中心に鑑別を要するポイントに挑戦してみたいと思います。
形態診断は定性的な同定になりますので、それを定量的に試みるにはこれから同定する細胞に対してよく似た(対照)細胞を周囲に並べて、核・細胞質の異なる所見を捉えながら診断に結びづけるようにします。これが鑑別のポイントになる訳です。
顆粒球と単球の場合は、桿状核球・分葉核球に対して桿状化や分葉化した単球が鑑別の対照になります。形状は類似しても、大きなポイントとして好中球のクロマチン構造(核網)は結節状を呈するのに対して単球は繊細網状を呈することになります。
CASE 1-4における 1~9の細胞同定を行ってください。
BM-MG×1000
BM-MG×1000
BM-MG×1000
BM-MG×1000
今回は顆粒球と単球を中心に鑑別を要するポイントに挑戦してみたいと思います。
形態診断は定性的な同定になりますので、それを定量的に試みるにはこれから同定する細胞に対してよく似た(対照)細胞を周囲に並べて、核・細胞質の異なる所見を捉えながら診断に結びづけるようにします。これが鑑別のポイントになる訳です。
顆粒球と単球の場合は、桿状核球・分葉核球に対して桿状化や分葉化した単球が鑑別の対照になります。形状は類似しても、大きなポイントとして好中球のクロマチン構造(核網)は結節状を呈するのに対して単球は繊細網状を呈することになります。
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