2024年06月18日

ベックマン・コールター ライフサイエンス 
タンパク質凝集検出・定量アッセイマイクロプレート Valita Aggregation Pureを新発売
~ 抗体医薬品開発を加速、IgG抗体などの凝集をハイスループットかつ短時間で測定 ~

  • プレスリリース

ベックマン・コールター株式会社(本社東京都 代表取締役 小林久子)は、タンパク質凝集検出・定量アッセイマイクロプレート Valita Aggregation Pure の国内販売を2024年6月18日より開始いたします。

抗体医薬品を主としたタンパク質医薬品において、その凝集性は医薬品の薬効や免疫原性、安定性など、さまざまな面に悪影響を及ぼす可能性があり、凝集性の低いタンパク質医薬品やその製造プロセスを開発することが重要となっています。タンパク質凝集は医薬品製造プロセスでのさまざまな要因の影響を受けるために、生産性を高めつつ、凝集性の低い製造株やプロセスを開発するために、その検討サンプル数は膨大となります。

Valita Aggregation Pureは、より迅速に、かつハイスループットにIgGなどのタンパク質凝集量を測定することが可能なマイクロウェルプレートベースのアッセイキットです。蛍光偏光を用いた定量技術により、サンプルをプレートに加え5分間インキュベートするだけで簡単に測定することができます。マニュアルステップを削減し、迅速に測定でき、また、当社自動分注ワークステーションBiomekなどのラボラトリーオートメーションシステムを用いた自動化にも適しています。

IgG抗体定量アッセイマイクロプレート Valita Titerと合わせて使用することで、抗体医薬品のさまざまな研究・開発ステップにおいて、そのワークフローを改善することが可能です。

Valita Aggregation Pure 製品ウェブページ
https://www.beckman.jp/reagents/particle/valita-aggregation-pure

以上 


ベックマン・コールターについて

弊社は米国に本社を置き、世界各国でビジネスを展開するグローバルカンパニーです。
臨床検査分野、ライフサイエンス分野という2つの分野で事業を構成しており、世界をより健康な場所にするために11,000⼈を超える社員が日々業務に取り組み、幅広い製品・サービス・ソリューションをご提供しています。 
臨床検査分野の製品は、血液などから必要な情報を得ることで患者を診断、経過観察するために、世界中の病院、医療関連施設の臨床検査技師の方々に利用していただいています。
ライフサイエンス分野の製品は、疾病や新しい治療方法の研究、複雑な生物学の問題を検討するために、バイオ関連企業、大学、専門学校などの研究者の方々に採用されており、また、粒子計測製品は製造業の皆様にも使われています。

【本件に関するお問合せ先】

報道関係の方:  ベックマン・コールター株式会社 コーポレート コミュニケーションズ 石井 康子
Email:yishii@beckman.com



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