2017年05月16日
Biomek i-Series自動分注ワークステーション 新発売 ~ 幅広いアッセイに対応する次世代自動分注プラットフォーム ~
- プレスリリース
ベックマン・コールター株式会社(本社東京都 代表取締役:千葉明広)は、Biomek i-Series 自動分注 ワークステーションの販売を2017年5月16日より開始いたします。
自動分注ワークステーションは、研究や検査などで実施されるさまざまなアッセイを自動化することが可能な汎用性の高い自動化システムであり、大量サンプルの処理や、安定した実験結果の取得、ヒューマンエラーの低減などが可能です。ベックマン・コールターは、30年以上にわたり自動分注ワークステーションマーケットをリードしてきました。
Biomek i-Seriesは、高い収容能力と処理速度、幅広いアッセイに対応可能な拡張性、シンプルでわかりやすい操作、さらにライブカメラを用いたオンラインサポートにも対応した次世代の自動分注ワークステーションです。ハイスループットスクリーニングや、細胞培養の自動化、核酸抽出や次世代シーケンサーの前処理など、広範なアプリケーションに対応可能です。
サイズによりBiomek i5とBiomek i7の2種類プラットフォームがあり、ミドルスループットからハイスループットまでのアッセイの自動化に最適です。
特長
高い生産性を追求
- 幅広いデッキスペースで、多くのプレートや試薬を設置でき、長いアッセイをマニュアル操作なしで実行が可能
- 新しくデザインされた回転グリッパーにより、隅から隅まですべてのポジションにアクセス
- 大容量1mLマルチチャンネル分注ヘッドで、迅速なサンプル分注とピペッティングでプロセス時間の短縮が可能
多様化するニーズに応える高い拡張性
- 多彩なオプションデバイスにより、多様なアッセイの自動化を実現
- グリッドベースデッキ により、簡単にデッキ上デバイスの交換が可能
- “4D インテグレーション” 左・右・後方・下方の4方向へオープンな構造を持ち、インキュベーターやプレートリーダー、遠心機など、さまざまな機器との接続が可能
シンプルで簡単な操作
- Biomek Software により、マウスによるポイントアンドクリック操作で、簡単にアッセイプログラムの作成が可能。Windows10対応。
- ステータスライトバーでシステムの状態を直観的に把握
装置稼働時間の最大化をサポート機能
- ライブカメラ によるデッキ上の動作の監視と、エラー時の自動映像キャプチャー機能により、容易にエラー発生原因の特定が可能
- オンラインサポート機能 ”PROService” による、遠隔操作での機器診断、エラー状況の確認が可能、トラブル発生時のリカバリー時間を短縮
ベックマン・コールターについて
ベックマン・コールター(Beckman Coulter, Inc.)は米国カリフォルニア州を本拠地とし、バイオメディカル関連製品の開発・製造・販売・技術サービスを、日本(ベックマン・コールター株式会社)を含め130カ国以上で展開しているグローバル企業です。25万台を超えるベックマン・コールター製品が世界中の研究機関・医療機関で利用されており、科学技術発展及び患者さまの健康増進に貢献しています。
【本件に関するお問合せ先】
○報道関係の方: ベックマン・コールター株式会社 コーポレート コミュニケーションズ 三澤 理一
電話:03-5530-8508 Email:rmisawa@beckman.com