2019年03月11日
「第49回 日本嫌気性菌感染症学会総会・学術集会」報告ページを掲載しました。
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東京医科歯科大学 M&Dタワー鈴木章夫記念講堂で開催された、第49回日本嫌気性菌感染症学会総会・学術集会のアフタヌーンセミナーを共催いたしました。
東邦大学医学部 微生物・感染症学 舘田一博先生、愛媛大学医学部附属病院 検査部 宮本仁志先生に座長の労を賜り、嫌気性菌感染症の診療と検査をテーマに4名の先生方にご講演いただきました。
和歌山県立医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 保富宗城先生、広島大学病院 感染症科 大毛宏喜先生からは医師の立場から専門領域における嫌気性菌感染症診療について、診断のポイントや原因菌の発症に至るメカニズム、嫌気性菌治療など、非常にわかりやすくご講演いただきました。
また、山口県立総合医療センター 藤原智子先生、愛媛大学医学部附属病院 検査部 村上忍先生からは臨床検査技師の立場から嫌気性菌の分離培養における課題や質量分析装置MALDIバイオタイパーによる同定性能、検査におけるピットフォールなど、現状の問題点やその考え方を明快にご講演いただきました。検査のポイントのひとつとして、弊社ユーザー会であるBCKKマルディノミクスの会より発行されている菌種同定実践ガイドの同定アルゴリズムの活用例が紹介され、適切な診断のために嫌気性菌の正確な菌種同定の重要性が示されました。
会場からの活発なご質問や講演内容に関するコメントなど座長の舘田先生、宮本先生を交えて討議され、盛況のうちに終えることができました。
【第49回日本嫌気性菌感染症学会総会・学術集会 アフタヌーンセミナー】 | |
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【日 時】 | 2019年 3月2日(土) 13:50~15:20 |
【会 場】 | 東京医科歯科大学M&Dタワー鈴木章夫記念講堂 MAP |
【講演内容】 | 嫌気性菌感染症の診療と検査 |
【座 長】 | 舘田 一博 先生 (東邦大学医学部 微生物・感染症学) 宮本 仁志 先生 (愛媛大学医学部附属病院 診療支援部) |
【演 者】 |
1.診断・治療(耳鼻咽喉・頭頸部領域) 2.診断・治療(消化器外科領域) 3.分離培養法と課題 4.同定検査法:質量分析法の応用と課題 |
【共 催】 | ベックマン・コールター株式会社 |