2018年08月22日

「第19回 日本検査血液学会学術集会」報告ページを掲載しました。

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今年のJSLHは、7/21、22に大宮にて最高気温が36.6℃、37.5℃(※)と猛暑の中、開催されました。
弊社のイブニングセミナーは、7/21(土)に大宮ソニックシティ大ホールで開催いたしました。
例年好評をいただいている会場参加型の講演形式で、講師の安藤秀実先生(日本大学病院)、後藤文彦先生(NTT東日本関東病院)、常名政弘先生(東京大学病院)の3名の先生方によるわかりやすいご講演と土屋逹行先生(けいゆう病院)の軽妙な語り口で会場の参加者を導いていただき、大変楽しいセミナーとなりました。
アンケートには、“今年も素晴らしかったです。”、”来年もよろしくお願いします”と皆様から多くのコメントをいただきました。ご参加いただいた皆様と講師ならび座長の先生方に厚くお礼申し上げます。来年も同様のセミナーの企画・共催を予定していますのでご期待ください。

また、展示会場へも多くのお客様にお立ち寄りいただきました。皆様、ありがとうございました。
※さいたま市の気象庁データより

第19回 日本検査血液学会学術集会 イブニングセミナー1】
【日      時】 2018年7月21日(土) 17:10~18:00
【会      場】 大宮ソニックシティ ホール棟 1F 大ホール(第1会場)  MAP
〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5
【共      催】 第19回日本検査血液学会学術集会/ベックマン・コールター株式会社
【演      題】 「形態のエキスパートを目指して」
  “骨髄像の見方の基本、そしてアプローチの方法”
【座      長】 土屋 逹行 先生(けいゆう病院 臨床検査科)
【演      者】 安藤 秀実 先生(日本大学病院 臨床検査部)
後藤 文彦 先生(NTT東日本関東病院 臨床検査部)
常名 政弘 先生(東京大学医学部附属病院 検査部)
【要      旨】

検査血液学会に参加されている方々の大多数の施設で骨髄像検査は、自施設で行われていると思います。しかし、細胞表面マーカー、染色体、遺伝子検査などの検査は外部委託検査施設に検査を依頼されている施設も多いでしょう。急性白血病などは骨髄像検査のみで診断し,治療を開始し,その後に細胞表面マーカー、染色体、遺伝子検査などの結果でWHO分類を行っている施設が多数を占めるのが現状です。骨髄穿刺検査は形態観察のみならず、細胞表面マーカー、遺伝子検査に用いる検体の採取方法でもありますが、骨髄像検査による血液形態検査は、血液疾患の診断、治療、経過観察にはその重要性はさらに増してきています。しかし最近では血液形態検査に習熟した医師、臨床検査技師が減少し、血液像検査すら外部委託検査施設に依頼する施設もあります。急性白血病などは血液形態検査で診断することが原則なので,どの施設でも異常細胞の検索・同定は必要です。

本イブニングセミナーでは過去10年以上に亘り骨髄像検査に知識・経験豊富な臨床検査技師の方々、さらに本学会が設立した骨髄検査技師の方々によって症例を通じて解説してきました。そして、血液形態変化の見方、考え方、のみならず細胞表面マーカーの読み方、染色体検査の読み方も含めて、参加型のセミナー形式で参加して頂いた皆様とともに骨髄像の見方の知識・技術の習得を広めることを目指してきました。本年も3名の骨髄検査技師の方々に症例を通じて解説して頂き、参加者の皆様のお役に立てることを目指す予定です。


機器展示会場にてUniCel DxHシリーズコールターセルラーアナリシスシステムを展示します



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