2016年01月07日
【 m3.com Web講演会】 骨粗鬆症診療での骨代謝マーカーの測定意義 資料請求ページを掲載いたしました。
- その他
- 演題
- :骨粗鬆症診療での骨代謝マーカーの測定意義
- 骨形成マーカーBAPの有用性 - - 実施日
- :2015年4月17日(金)
- 座長
- :宗圓 聰 先生
(所属:近畿大学医学部奈良病院 整形外科・リウマチ科 教授) - 演者
- :稲葉 雅章 先生
(所属:大阪市立大学大学院 医学研究科 代謝内分泌病態内科学 教授)
骨は傷んだ古い骨を上質な新生骨で置換するリモデリング現象により、絶え間なく骨吸収と骨形成を繰り返している組織です。骨代謝回転を反映する骨代謝マーカーの測定は、骨粗鬆症の診断・治療のモニタリングに欠かせません。 最近は種類も増えており個々のマーカーの特性の理解が重要となっています。骨代謝マーカーには日内・日間変動に大きく差が見られる測定上不安定なものや、腎機能低下により見かけ上の上昇をきたすものもあり、加齢に伴うCKD患者の増加より適切なマーカーの選択が必要です。最近、Ca/ビタミンD過剰負荷や強力な骨吸収抑制薬の長期投与で骨形成が抑制された無形成骨の危険性が認識され、骨形成マーカー測定にてその発症を検討する重要性が認識されています。 今回、骨形成マーカーである骨型アルカリホスファターゼを中心に骨粗鬆症診療時の留意点につき解説していただきました。
MAPSS-MKT-202206-1000