2013年09月09日
「第53回 日本臨床化学会年次学術集会」報告ページを掲載しました。
- その他
共催ランチョンセミナーでは山口大学大学院医学系研究科保健学系学域・生体情報検査学の市原清志教授に「世界規模基準値調査における調和化戦略と成果の展望」についてご講演いただきました。現在、臨床化学会の基準範囲共用化専門委員会にて、「日本臨床衛生検査技師会」「IFCC血漿蛋白・基準範囲判断値委員会」「福岡県五病院会」の3つのプロジェクトから得られたデータより共有基準範囲を設定する活動が行われています。そのうち「IFCC血漿蛋白・基準範囲判断値委員会」のプロジェクトを推進されている市原教授より、14か国で行われた測定の状況とその成績についてご解説いただきました。多くのお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました。
【 第53回 日本臨床化学会年次学術集会 ランチョンセミナー LS-11 】
- 日 時
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- 2013年
- 9月
- 1日(日)
- 12:00 ~ 12:50
- 会 場
- あわぎんホール(徳島県郷土文化会館) MAP
5F 会議室6 (第4会場)
【 プログラム 】
- 講 演
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- 【 演 題 】
- 「世界規模基準値調査における調和化戦略と成果の展望」
- 【 演 者 】
- 市原 清志 先生
山口大学大学院 医学系研究科保健学系学域・生体情報検査学
- 【 座 長 】
- 中尾 隆之 先生
徳島大学 病院診療支援部 臨床検査技術部門
2009年の東・東南アジア地域の大規模な共有基準範囲設定国際プロジェクトを実施した成果を受け、2011年末よりIFCCの基準範囲判断値専門委員会(C-RIDL)において世界規模での同様の調査が開始されています。現在約7000名から提供を受けた試料の測定が終了しており、本ランチョンセミナーでは現時点での成績について、その主要な部分を示し、調査結果の検査診断学的意義について山口大学大学院 市原清志先生よりご報告いただきます。