2013年07月09日

「ヘマトロジー講演会 in Nagoya 2013」開催決定!詳細ページを掲載しました。

  • その他
【 ヘマトロジー講演会 in Nagoya 2013 】
【内容紹介】
  • 第   一   部
  • 「血液塗抹標本から見えてくること -骨髄像の見方・考え方-」

    【 演 者 】
    岩崎 寿代 先生
    (沼津市立病院 臨床検査科)
  • 第   二   部
  • 「細胞形態とフローサイトメトリーから考えるリンパ腫診断」

    【 演 者 】
    伊豆津 宏二先生
    (国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 血液内科)

    皆さんは造血器腫瘍の中で最も罹患率の高い疾患がリンパ腫だということをご存知ですか?
    日本では年間20,000人以上がリンパ腫と診断されています。リンパ腫は、病型によって治療や経過・予後が大きく異なります。
    最も多い病型は、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫で、濾胞性リンパ腫、MALTリンパ腫、マントル細胞リンパ腫、末梢性T細胞リンパ腫などが続きます。
    リンパ腫の診断は病型診断を含めて最終的には病理医の役割ですが、リンパ節生検のスタンプ標本や、末梢血・骨髄に腫瘍細胞が出現している際には血液塗抹標本の細胞形態とフローサイトメトリーの所見から診断が絞られることが多くあります。
    急を要する場合、これらの結果から組織診断の結果を待たずに化学療法を開始することもあります。本講演では具体的な例を挙げながら細胞形態とフローサイトメトリーからどのようにリンパ腫の病型診断に近づくことができるかを紹介したいと思います。


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