2013年04月05日
「ヘマトロジー講演会 in Osaka 2013」報告ページを掲載しました。
- その他
晴天の春休み週末の開催となった今年のヘマトロジー講演会でしたが、勉強熱心な多くのお客様にお集まりいただきました。
特別講演演者の通山薫先生(川崎医科大学)は、最新の学術的な話題から先生ご自身の想い出話などを豊富に取り入れた内容をウイットに富んだ語り口でお話しいただき会場は大変盛り上がりました。
またの吉川慎一先生(市立吹田市民病院)および津田勝代先生(天理よろづ相談所病院)から症例報告をしていただき、会場からの質問を交えながら通山先生に解説をいただくなど、
新たな趣向を取り入れたヘマトロジー講演会となりました。ベックマン・コールターからもグローバルな臨床検査の潮流をご紹介させていただきました。
満席の会場で3時間があっという間に感じられる密度の濃い講演会となりました。
ご参加いただいた皆さまに感謝申し上げます。
- 開 催 日
- 2013年3月23日(土)
14:00~17:00 (13:30受付開始) - 会 場
- 毎日新聞ビル オーバルホール MAP
大阪市北区梅田3-4-5 毎日新聞ビル 地下1F - お問合せ先
- TEL : 03-6745-4704 / 0120-566-730
E-mail : bckk_seminar@beckman.com - お申し込み
締切日 - 2013年3月21日(木)
- お申し込み
- お申込み締め切りました。ありがとうございました。
- 講 演
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第1部14:00~14:45
『グローバルな臨床検査の潮流』
臨床検査の世界的動向および、個別化医療、ヒト遺伝子検査等これからの臨床検査- 【 演 者 】
- 石倉 清秀
ベックマン・コールター株式会社 学術統括部門
第2部14:45~15:15
『症例2題を基にしたレクチャー』- 【 演 者 】
- 吉川 慎一 先生
市立吹田市民病院 中央検査部
- 津田 勝代 先生
天理よろづ相談所病院 臨床病理部
休憩(10分)
特別講演15:25~17:00
『MDSの形態診断 ~診断のプロセスと国際標準化の現状~』
骨髄異形成症候群(MDS)は、異常な造血幹細胞が増殖と分化を繰り返した結果、造血系の大部分が異常クローンに置換される後天性造血障害で、きわめて多様な症候群の集合体(syndromes)と考えられる。MDSの診断には形態学的異形成の判定が肝要であり、本講演では国際的な病型分類の変遷と最新のリスク分類(Revised IPSS)、および異形成判定標準化の現状を紹介し、とくにこの疾患の診療における臨床検査室の役割について言及したい。- 【 演 者 】
- 通山 薫 先生
川崎医科大学 検査診断学 教授
- 【 座 長 】
- 稲葉 亨 先生
京都府立医科大学 感染制御・検査医学 講師 /
同附属病院臨床検査部 副部長 / 輸血・細胞医療部 副部長