2013年01月11日
「ヘマトロジー講演会 in Hiroshima 2012」報告ページを掲載しました。
- その他
特別講演 阿南建一先生のご講演は、“形態診断の秘策 ~形態パニック値をいかに捉え報告するか~”と題して、形態パニック値として必ず捉えなくてはならない異常細胞を、それぞれの細胞ごとに類似細胞を提示頂きながら判り易く鑑別法を解説して頂きました。今回二度目となる阿南先生のご講演ですが、来場者はスクリーンを見ながら熱心にメモを取られ、途中で退席をされる方もいない大変有意義な講演会となりました。
【 ヘマトロジー講演会 in Hiroshima 2012 】
- 日 時
- 2012年12月15日(土)
13:30~17:00(13:00受付開始) - 会 場
- ホテルチューリッヒ東方2001 4階「エーデルワイス」 MAP
JR「広島駅」北口(新幹線口)徒歩5分 - お問合せ先
- TEL : 03-6745-4704 / 0120-566-730
E-mail : bckk_seminar@beckman.com - Webお申し
込み締切日 - 2012年12月10日(月)
- お申し込み
- 参加受付は終了しました。ありがとうございました。
【内容紹介】
- 講 演
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- 【 演 題 】
- 形態診断の秘策 ~形態パニック値をいかに捉え報告するか~
- 【 演 者 】
- 阿南 建一先生(福岡大学医学部 腫瘍・血液・感染症内科学)
臨床的な観察だけでは見抜けず生命の危険状態を察する臨床検査パニック値があるように、血液形態学においても生命危機の状況を示唆する“形態のパニック値”が存在する。
これは決して見逃しが許されない血液形態像であり、直ちに臨床への報告が義務づけられるものでもある。
多くの臨床診断は、一枚の血液塗抹標本の判読から始まるため、形態学診断を担う血液担当技師は重要な役割を演じていることに相違なく、日頃より誤診を招かないようなハイレベルな技量が求められる。
本会では形態のパニック値となるものを追究し、それらをいかに捉えどのように臨床へ報告すべきかについて挑戦してみたい。