2012年10月09日

「ヘマトロジー講演会 in Sendai 2012」報告ページを掲載しました。

  • その他

阿南建一先生の特別講演は、“形態診断の秘策 ~血液標本の着眼ポイント~”と題して、講演冒頭にいくつかの設問を設けて、参加者が回答の色紙を示す参加型の講演会となりました。また、いくつかの症例をご提示頂きながら、細胞の同定法について判り易い内容で解説を頂きました。
仙台では三度目となる阿南先生のご講演ですが、初めて参加された方も多く、血液形態学を判り易く学べる大変有意義な講演会となりました。

【 ヘマトロジー講演会 in Sendai 2012 】
  • 日    時
  • 2012年9月8日(土)
    15:00~17:00
  • 会    場
  • 仙台ガーデンパレス 「鳳凰」  MAP
  • Webお申し
    込み締切日
  • 2012年9月6日(木)
  • お申し込み
  • お申し込み受付は終了致しました。
【内容紹介】
  • 講    演
  • 『形態診断の秘策 -血液標本の着眼ポイント-』

    【 座 長 】
    寺澤 儀男 先生(青森県立中央病院 臨床検査部)
    【 演 者 】
    阿南 建一 先生(福岡大学医学部 腫瘍血液感染症内科)


    血液疾患の診断には、1枚の血液標本に始まり、骨髄標本による形態診断が全てを担っている。しかし、光顕的手法による形態診断はあくまでも定性検査であるがため、形態診断の指標が揺れ動くことを度々経験する。それを感じることなく日常検査があたり前のように行われているとすればその危険性は大となり、その指標は軌道修正が不可能になってしまう。指標の動きとは確固たる形態の標準化がないために正常所見と異常所見の捉え方にバラツキなどが生じることである。大事なことは形態診断をいかに定量化へ結びつけることかであり、形態診断の揺れを微調整できるような秘策について考えてみたい。


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