第31回 臨床微生物迅速診断研究会総会報告

6月29日に群馬大学医学部基礎講義棟で第31回臨床微生物迅速診断研究会総会が開催され、弊社はランチョンセミナー、遺伝子機器セミナー、企業展示を共催いたしました。
ランチョンセミナーは諸事情によりプログラムが変更となり、「抗菌薬適正使用チームにおける臨床検査技師の役割」について、天理医療大学医療学部臨床検査学科 教授 小松方先生に御講演いただき、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院臨床検査部 田中洋輔先生に司会の労を賜りました。
AMRアクションプランの目標を達成するために臨床検査技師が実行すべきことや、より抗菌薬を適正に使用するために発信される検査結果の実例と臨床医との連携など、多くの検査室にとって有用な情報を御講演いただきました。また、会場からの質問や小松方先生と田中洋輔先生のディスカッションが展開され、盛会のうちに終えることができました。
遺伝子機器セミナーでは、慶応義塾大学医学部の上蓑義典先生より貴院における実臨床現場でのGeneXpertを中心とした遺伝子機器の使い分けを非常に分かりやすくご紹介いただきました。また企業展示では、自動遺伝子解析装置、GeneXpertシステムを展示し、臨床現場での遺伝子機器の有用性についてご紹介しました。

演者並びに司会の先生方、弊社セミナー・展示会にご参加いただきました先生方に厚く御礼申し上げます。