第31回日本臨床微生物学会総会・学術集会報告

弊社は企業展示および海外招請講演とランチョンセミナーを協賛いたしました。大盛況のうちに終わることができ、ご来場いただきましたお客様に厚く御礼申し上げます。
今回の企業展示では、同定・感受性検査の新たなソリューションとして「DxM Trio（DxM マイクロスキャン WalkAway、MALDIバイオタイパー、LabPro-MBT）」をメインに展示しました。
「DxM Trio」は、MALDIバイオタイパーのスピードとDxM マイクロスキャン WalkAwayの正確な感受性結果をLabPro-MBTが効率よく統合し、検査室のパフォーマンスと価値をさらに高める製品です。
展示機器を実際に操作することで、多数のお客様にその利便性を感じていただくことができ、大変盛況な展示会となりました。

海外招請講演（教育セミナー５）では、「Antimicrobial Susceptibility Testing: Trends in Methods and CLSI Standards」と題し、司会に東京医科大学 微生物学分野　大楠 清文 先生、演者に弊社Principal Scientist, Scientific AffairsのJean B. Patelを迎えて、「今後のCLSI含む薬剤感受性試験の標準法の方向性、薬剤耐性菌の最新情報など薬剤感受性試験」に関わる非常に盛沢山の内容をご発表いただきました。
セミナー当日は座席数の100名を超えるご参加があり、立ち見ができるほど盛況に終わりました。

ランチョンセミナー（教育セミナー１１）では、急遽予定を変更することになり、亀田総合病院 臨床検査部　大塚 喜人 先生に演者と座長の二役を担っていただき、「Corynebacterium感染症の病態と検査」についてご講演をしていただきました。Corynebacterium属の菌種毎に病態の特徴や検査を行ううえでの注意点をわかりやすく説明いただき、検査の現場ですぐに実践できる講演内容となりました。
急な予定変更にもかかわらず、300名を超えるご参加があり、こちらのセミナーも大変盛況に終わりました。

今後も新たな企画を準備してまいりますので、どうぞご期待ください