Study Book No.6 見逃してはいけない骨髄スクリーニング所見と末梢血所見 謹呈

見逃してはいけない骨髄スクリーニング所見と末梢血所見

血液検査技師必須の知識を一冊の本にまとめました。

大阪市立大学名誉教授 巽典之先生の監修の下、形態学のエキスパートである先生方に骨髄血、末梢血標本観察時に見逃してはいけない所見について、その注意点や細胞の識別方法を一冊にまとめたものです。第9回日本検査血液学会学術集会 ランチョンセミナー “形態のベテランに聞く 「骨髄標本で見逃してはいけない骨髄スクリーニング所見」” の解説書としてもご利用ください。

“検査室で役立つ” をコンセプトとするStudy Bookシリーズは、第6集として、大阪市立大学名誉教授 巽典之先生の監修の下、形態学のエキスパートである先生方にご執筆いただき “見逃してはいけない骨髄スクリーニング所見と末梢血所見 -Unforgettable findings of bone marrow and peripheral blood smears - を発刊いたしました。

本書は、海外の出版物を含め多くの血液形態学教本で記載がおろそかになりがちな、まれに見られる少数細胞群や標本観察時の人工産物および病的細胞について解説を頂きました。また、日本検査血液学会が進めています “血液形態の標準化 案” も収載されております。

このStudy Book No.6が臨床検査の現場で役立ち、診断に有効なデータ提供の一助となれば幸いです。

監修/著者
大阪市立大学名誉教授 巽 典之

著者
日本大学医学部臨床検査医学 講師 土屋 達行
杏林大学保健学部臨床血液学 教授 東 克巳
JMLグループ日本医学株式会社 秋山 利行


(目次より一部抜粋)

はじめに

序章
マクロな標本の良否
赤血球形態異常
血球の凝集・崩壊
まれに出現する細胞
細胞内封入体
血液自動分析におけるフラッグの活用法

第1章
アーティファクト

第2章
見逃してはいけない少数の病的細胞

第3章
少数比率細胞

付録
日本血液学会 標準化委員会 血球形態標準化小委員会 血球形態の標準化 案

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