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「ネットで形態」 血液形態自習塾 第3部
 造血器腫瘍の診断〜ソフトに解析する戦略〜

成熟B細胞性腫瘍

骨髄においても特徴的な形態を捉え、表現型の陽性パターンを認識します(A〜Dは骨髄、Eはリンパ節)。

A. 形質細胞性骨髄腫(多発性骨髄腫.MM)
A. 形質細胞骨髄腫
(多発性骨髄腫.MM)

B. 形質細胞性骨髄腫(形質細胞白血病.PCL)
B. 形質細胞腫瘍
(形質細胞白血病.PCL)
C. リンパ形質細胞性リンパ腫(LPL)
C. リンパ形質細胞性リンパ腫
(LPL)
D. びまん性大細胞型Bリンパ腫(DLBCL)
D. びまん性大細胞型Bリンパ腫
(DLBCL)

E. バーキットリンパ腫(BL)
E. バーキットリンパ腫
(BL)
 
A.骨髄腫細胞の単クローン性の増殖
 血中、尿中におけるM蛋白の増加

B.末梢血に骨髄腫細胞>2,000/μL
 白血球分画中形質細胞≧20%

C.リンパ形質細胞の出現
 IgM>3g/dL
 高粘稠度症候群
D.大型リンパ球のびまん性増殖をみる
 CD19, 20, 22, 79a, PAX5(+)

E.c-myc遺伝子とIg遺伝子の相互転座
 CD10, 19, 20, 22, 79a, sIgM, HLA-DR(+)



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