3)赤芽球の異形成(環状鉄芽球)
赤芽球系のハイリスクの異形成は、環状鉄芽球であり赤芽球を100個以上鏡検し15%以上認めた場合とされ、環状鉄芽球の定義は、赤芽球の核に沿って鉄顆粒を5個以上認めることが条件です。
(IWGM-MDS.2005、わが国MDS中央診断WG.2005)
核の周囲を5個以上鉄顆粒が取り囲む環状鉄芽球が |
MDSでは鉄の利用能の悪さからマクロファージが 鉄顆粒を貪食するシーンがよくみられる. |
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正常にみられる担鉄芽球(U型)と担鉄赤血球で ある. |