APLのATRA療法による寛解像
APLの治療には分子標的療法としてHuang et al.(1988)らの開発によるビタミンA誘導体であるAll-trans retinoic acid(ATRA)が好んで用いられる.予後良好の結果をおさめていて、本例は治療後30日目に正常クローンが立ち上がったものである。Day13は見かけ上は好中球であるが病的な前骨髄球が分化したものである(12時方向にはアウエル小体も認める)。ATRAに抵抗性の場合は亜ヒ酸との合併療法がなされる。
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「ネットで形態」 血液形態自習塾 第3部
造血器腫瘍の診断〜ソフトに解析する戦略〜