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「ネットで形態」 血液形態自習塾 第1部 
 形態観察の基礎知識

標準化はどこまで進んだの?

桿状核球と分葉核球の基準案


日本検査血液学会(JSLH)案
核は2〜5分葉し、核間はクロマチン構造がみえない核糸でつながる.
クロマチンは粗鋼である.  直径12-15μm
核糸が確認できないものは桿状核球に分類する.
日本臨床衛生検査技師会案
核は2〜5分葉し、重なり合うこともある。核同士は細かい
クロマチン糸で相互につながる. クロマチンは凝集塊状に.
核の最小幅部分が最大幅部分の1/3以下であること. 直径12-15μm
NCCLS(米国臨床病理学会)
核糸を認めたものは分葉核球に分類する.

共通: 核の重なりで分類不能は分葉核球へ


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