小児によくみられる転移性腫瘍 (非上皮性)
小児では神経芽腫、横紋筋肉腫(胎児型、胞巣型)、網膜芽細胞腫、ユーイング肉腫、髄芽腫、骨肉腫(小円形細胞型)、腎芽細胞腫(ウイルムス腫瘍)などが転移性腫瘍にみられます。
横紋筋肉腫 rhabdomyosarcoma
【MG染色】
大型で、強好塩基性の細胞質は突起を有し類円形核にクロマチンは粗顆粒状で2核のものは出目金様細胞を思わせる.周囲には小型〜大型の空胞を認めた。
【PAS染色】
細胞質に細顆粒状の陽性がみられる。
【免疫染色】
腫瘍細胞はアクチン、デスミン、ビメンチンに対する抗体が陽性であり診断される。
【MG染色】
大型で、強好塩基性の細胞質は突起を有し類円形核にクロマチンは粗顆粒状で2核のものは出目金様細胞を思わせる.周囲には小型〜大型の空胞を認めた。
【PAS染色】
細胞質に細顆粒状の陽性がみられる。
【免疫染色】
腫瘍細胞はアクチン、デスミン、ビメンチンに対する抗体が陽性であり診断される。
神経芽腫 neuroblastoma
【MG染色】
N/C比は高く、空胞を有し、一見リンパ芽球様を思わせる.周囲には核影もみられる。
尿中のカテコールアミン、ドーパミンが高値とニューロフイラメントに対する抗体が陽性であり鑑別される。
【MG染色】
N/C比は高く、空胞を有し、一見リンパ芽球様を思わせる.周囲には核影もみられる。
尿中のカテコールアミン、ドーパミンが高値とニューロフイラメントに対する抗体が陽性であり鑑別される。