リンパ系腫瘍のWHO分類
悪性リンパ腫の約90%は非ホジキンリンパ腫で、約7%はホジキンリンパ腫とされます。WHO分類(2017)では、真の疾患単位の追加はなく、@新たな暫定的疾患単位の追加、A暫定的疾患・準疾患単位の真の疾患単位への格上げ・名称変更、B一部の亜分類の必須化、C真または暫定的疾患単位の格下げ・名称変更などが記載されているようです。WHO分類(2001)の段階で、FAB分類の急性リンパ性白血病(L1,L2,L3)の表記はなくなり、L1とL2は前駆B、前駆Tリンパ芽球性白血病に含まれ、L3は成熟Bのバーキットリンパ腫/白血病に含まれました。