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「ネットで形態」 血液形態自習塾 第1部 
 形態観察の基礎知識

チョットここで二重染色法を整理しましょう!

P.Ehrlich.1877
A.Pappenheim.1911

血液染色は有機合成色素(染料)から染色液を発見した エールリッヒ博士(独.血清学者)から MG染色法をまとめ上げたパッペンハイム博士 へと継承されました。

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  MG染色 WG染色
塗抹・乾燥 塗抹・乾燥
固定・染色 メイ・グリュンワルド液 2〜3分 ライト液 3〜5分
染色 リン酸緩衝液*/メイ・グリュンワルド液
等量
リ酸緩衝液(×10)
1〜2分

3分
リン酸緩衝液/ライト液
等量
1〜2分
ギムザ液** 10〜15分
(20分)
ギムザ液 10〜15分
洗浄 流水
溜まり水
15〜30秒
2〜3回
流水 10〜30秒
  乾燥・封入   乾燥・封入  

*1/15M-リン酸緩衝液:pH6.4~pH6.8 , **ギムザ液 1.5 滴:リン酸緩衝液1mL (1mL:13mL)
*黒字時は原法、赤字は筆者が30年使用している方法

May-Grunwald.1902 Giemsa.1902


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