成人における末梢血のリンパ球百分率と絶対数における絶対的増加はD、Eで、絶対的減少はFのようです。
症例 | リンパ球(%) | 白血球(/μL) | リンパ球(/μL) |
---|---|---|---|
A | 90 | 2,000 | 1,800 |
B | 30 | 6,000 | 1,800 |
C | 10 | 18,000 | 1,800 |
D | 10 | 85,000 | 8,500 |
E | 50 | 12,000 | 6,000 |
F | 90 | 1,400 | 1,260 |
- 絶対的増加、減少は臨床に反映する所見になります。
- Aは相対的増加、Bは正常、Cは相対的減少として評価されます。
- 白血球分類から得られる百分率は相対的なものであり、絶対数でないので百分率のみによる診断は危険です。