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「ネットで形態」 血液形態自習塾 第2部
 末梢血・骨髄像の見方&考え方

 

赤芽球島 erythrobastic island
マクロファージに赤芽球が取り囲み、鉄などの栄養物の供給や脱核、老化赤血球の貪食している像といわれている.
血球貪食細胞/エンペリポレシス
これだけ豊富な細胞質をもてば細網細胞と思われる。もし巨核球とすれば貪食は合わない.細胞が広い細胞質を通り抜ける現象(emperiporesis)も考えられる.
組織球 histiocyte
強好塩基性の細胞質を認めることから幼若な組織球と思われる.赤血球の貪食像もうかがえる.
造骨細胞 osteoblast
不鮮明な細胞質と核は今にも細胞質から飛び出そうとしている.核より離れて明庭がみられる.
多核の形質細胞 plasmocyte
クロマチンは粗荒で斑点状、細胞質の辺縁にはグロブリンの産生(分泌不良?)がうかがえる赤色の色調が特徴である.
細網細胞 reticulum cell
大型、円形核、クロマチンは繊細、細胞質は豊富で溶出状態である.


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