私見ですが、顆粒球系は核所見を、赤芽球系は細胞質所見を優先します。
前骨髄球 promyelocyte |
骨髄球 myelocyte |
多染性巨赤芽球 polychromatic megaloblast |
多染性赤芽球 polychromatic erythroblast |
細胞質には多くの二次的変化が発生します。 低顆粒、顆粒の不均等分散、空胞形成などです。 従って、変化の少ない核所見を優先します。 尚、DNA合成障害がある場合は核所見は 重要になります。 | 核にはDNA障害によって核の成熟乖離(核の成熟不全)が発生します。巨赤芽球様(性)変化などです。従って、変化の少ない細胞質を優先します。 そもそも赤芽球は細胞質の色調で分類されていますから、それを裏付けることになります。 好塩基性 basophilic、多染性polychromatic、正染性 orthochromaticです。 |
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核質所見を優先 | 細胞質所見を優先 |