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「ネットで形態」 血液形態自習塾 第2部
 末梢血・骨髄像の見方&考え方

私見ですが、顆粒球系は核所見を、赤芽球系は細胞質所見を優先します。

前骨髄球
promyelocyte
骨髄球
myelocyte
多染性巨赤芽球
polychromatic
megaloblast
多染性赤芽球
polychromatic
erythroblast
細胞質には多くの二次的変化が発生します。 低顆粒、顆粒の不均等分散、空胞形成などです。 従って、変化の少ない核所見を優先します。 尚、DNA合成障害がある場合は核所見は 重要になります。 核にはDNA障害によって核の成熟乖離(核の成熟不全)が発生します。巨赤芽球様(性)変化などです。従って、変化の少ない細胞質を優先します。
そもそも赤芽球は細胞質の色調で分類されていますから、それを裏付けることになります。
好塩基性 basophilic、多染性polychromatic、正染性 orthochromaticです。
核質所見を優先 細胞質所見を優先

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