骨髄穿刺標本のMG染色(上段)とHE染色(下段)を示しますが、すべてが間違ったマッチングのようです。鑑別は細胞、脂肪髄の比率(通常は成人の1:1が目安)が重要です。
並び替えますと、@Dは正形成(細胞髄1:1脂肪髄)、AEは低形成(脂肪髄が優位)、BCは過形成(細胞髄)になります。有核細胞数は各々20〜30万/μL、10万/μL以下、40万/μL以上を示します。
*MG(メイ・ギムザ)染色
HE(ヘマトキシリン・エオジン)染色