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第41回日本免疫学会学術集会 報告

MoFlo Astrios

第41回日本免疫学会学術集会が神戸国際会場等で開催されました。
ベックマン・コールターの展示ブースは本当にたくさんのお客様にご来場いただき、熱い熱気に包まれました。4レーザ仕様のGalliosやKaluzaについては多くのお問い合わせをいただきました。

ブース全景

また、テクニカルセミナーでは、東京医科歯科大学 小内先生に「単球由来樹状細胞による血球貪食は過剰な免疫応答を制御する」と題しまして、ご講演いただきました。
多数のご質問と共に活発な討論が行われ、非常に盛況なセミナーとなりました。

ブース全景

多数のご来場本当にありがとうございました。

  • 開  催  日
  • 2012年12月5日(水)  10:00-18:30
    6日(木)  10:00-19:00
    7日(金)  10:00-18:30
  • 会       場
  • 神戸国際展示場  MAP
  • 展示製品
  • ハイエンドハイスピード セルソーター MoFlo Astrios
    ハイエンドフローサイトメーター Gallios
    ハイスピードフローサイトメーター CyAn ADP
    フローサイトメトリー解析ソフトウエア Kaluza
    コンパクト多機能遠心機 Allegra X-30R
    抗体試薬
  • 日       時
  • 2012年12月6日(木)  12:50-13:50
  • 会       場
  • 神戸国際展示場 2号館 3階 3A会議室  MAP
  • 演       題
  • 単球由来樹状細胞による血球貪食は過剰な免疫応答を制御する
  • 座       長
  • 宮坂 昌之 先生
    大阪大学 未来戦略機構 特任教授
  • 演       者
  • 小内 伸幸 先生
    東京医科歯科大学難治疾患研究所生体防御学分野
  • 内       容
  • 免疫応答は、侵入してきた病原微生物を排除するために必須であるが、同時にこの免疫応答が制御不能になると自己組織障害を誘導し、場合によっては死に至る。
    定常状態における免疫寛容・制御機構に関する知見は蓄積されてきているが、重篤な炎症状態やウイルス感染における免疫寛容・制御機構の詳細は不明である。

    我々は重篤な炎症状態やウイルス感染を誘導する目的で、野生型マウスにLCMVclone13 (C13) 株を感染させたところ、活性化した単球由来樹状細胞によるアポトーシスを起こしたTER119+ 細胞を貪食する血球貪食が観察された。
    IL-10レポーターマウスを用いた解析から、単球由来樹状細胞が血球貪食依存的にIL-10 を産生し、同細胞が主なIL-10 産生細胞であることが判明した。

    またLCMV C13 感染マウスにおいて血球貪食を抑制したり、同細胞からのIL-10産生が期待できないCd11c-Cre/IL10fx/fx マウスにLCMV C13 を感染させたところ、血中のIL-10 レベルの有意な低下に伴い、C13特異的CTL 活性の亢進と、同CTL 依存性肝障害の増悪化、さらに当該マウス死亡率の増加が観察された。

    これらの結果は血球貪食を行う単球由来樹状細胞が過剰な免疫応答を抑制する新たな仕組みであることを示している。
    本講演では、炎症・ウイルス感染時における血球貪食の詳細なメカニズムとその免疫学的意義について議論したい。

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