〜実践的な観察・血小板編〜
- 血小板は直径2〜3μmの大きさで、中心部に多数の赤紫色の顆粒を有し(顆粒質:granulomere)、周囲には明るい均一な構造(硝子質:hyalomere)からなります。
- 大きさの異常
@大型血小板(8μmまで)
A巨大血小板(8μm以上):平均血小板容積(MPV)の増加、血小板容積分布曲線の右方推移
B微小血小板(2μm以下):血小板寿命の延長、老化血小板の比率の増加が起因 - 顆粒の異常
@巨核球-血小板系の白血病性変化が起因。
A先天性機能異常としてgray platelet症候群がある。血小板内のα顆粒等を欠くためMG染色で
血小板が灰色にみえることから呼ばれる。 - 偽性血小板減少症
@EDTA依存性血小板凝集
A血小板衛星現象 - 綺麗な塗抹、華麗な染色はあたりまえ‥です。
Point.